Audio Damageの「Rough Rider 2」はヴィンテージ感ある暖かみのあるサウンドが特徴的なモダンコンプレッサー。
このコンプを通すと音に独特のクランチ感と暖かさを付与することが可能です。
詳細はこちら:https://www.audiodamage.com/pages/free-downloads
Rough Rider 2の特徴
マスタリングに使うような万能コンプではなく、主にドラムトラックなどに挿して音色にポンプ感を付与するのに使用します。
ドラムトラックの他にもシンセベースやバッキング、クリーンギターなどのリズム系のトラックに適用すると音に厚みが出るのでおすすめです。
Rough Rider 2の使い方
Rough Rider 2で使用するパラメータを解説します。
Ratio
コンプレッサーを掛ける比率を設定します。
右に回すほどコンプレッサーの掛かり具合が強くなります。
最低値が1:1、中央は1:10、最大値は1:1000のレシオとなっています。
Attack
コンプレッサーが掛かり始めてから最大の圧縮率になるまでの早さを設定します。
左に回すほどアタックが早く、右に回すほど遅くなります。
Release
コンプレッサーの圧縮が終わってから圧縮が無くなるまでの早さを設定します。
左に回すほどリリースが早く、右に回すほど遅くなります。
Sensitivity
コンプレッサーが掛かり始める音量のしきい値を設定します。
右に回すほどしきい値が下がっていきます。
最大限まで右に回すと音が歪んでクランチ感を得ることができます。
Make-Up Gain
コンプレッサーによって減衰した音量を調節します。最大で30dBまでブーストすることが可能です。
Mix
Dry / Wet の音量バランスを調整します。
まとめ
Rough Rider 2はリズムトラックを潰すのに便利なコンプレッサープラグイン。
使用するときはガッツリと強めに掛けてみると音にまとまりが出てきます。
無料でダウンロードできるので、気になる方はぜひ詳細をチェックしてみてください。