「OldSkoolVerb」は、Voxengoが無料配布するアルゴリズム型の定番リバーブプラグイン。
プレートリバーブやルームリバーブ、ホールリバーブなどパラメーターによって様々なリバーブを再現することができます。
詳細はこちら:https://www.voxengo.com/product/oldskoolverb/
OldSkoolVerbの特徴
OldSkoolVerbは空間を再現するタイプのリバーブプラグインで、ボーカルやピアノ、パッドサウンドなどのアタック感の少ない楽器へリバーブを掛けるのに適しています。
初期プリセットの数は18種類と豊富に用意されているため、パラメータ調整が苦手な方でも使用しやすいです。
OldSkoolVerbの使い方
Reverb Params、Reverb Damping、Reverb EQ、Out Gainの4つのモジュールが用意されており、それらを調整してリバーブを掛けます。
Reverb Params
Pre-Delay
楽器からリスナーまでの距離を模倣するプリディレイ(初期反射)を設定します。
Space
部屋の広さを設定します。小さい値だとプレートリバーブ、大きい値だとホールリバーブのような広々としたリバーブサウンドを再現します。
Time
リバーブが減衰する時間を設定します。リバーブの音量が60dB下がる時間をミリ秒単位で設定できます。
Width
部屋の横幅を設定します。大きくすればするほどリバーブのステレオ感が増します。
Mode
リバーブアルゴリズムのパラメーターを調整します。プリセットとしてDEFAULT、PLUS、DEEP、REVERSE、OLD、SLAPBACKの6つの設定が用意されています。
Reverb Damping
Damp Lo
リバーブが減衰する際の低音域のコーナー周波数を設定します。
Damp Hi
リバーブが減衰する際の高音域のコーナー周波数を設定します。
Reverb EQ
リバーブ成分に3-bandのイコライザーを掛けることが可能です。
OutGain
Reverb
リバーブ自体の音量を設定します。
Dry
リバーブを掛ける前の原音の音量を設定します。
まとめ
OldSkoolVerbは初期プリセットも多く用意されている便利なリバーブプラグイン。リバーブの音質も昔ながらの定番スタイルのリバーブといった感じで、楽曲に取り入れやすいです。
無料配布されているので、ぜひ詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。