Toybox が無料配布中のシンセサイザープラグイン「Toybox Thump One」をご紹介します。
詳細はこちら:https://www.toyboxaudio.com/pages/thump-one
Thump One の特徴
Thump One は、Toybox が無料配布中のシンセサイザープラグインです。
優れたキックエンジンを搭載し、簡単に好みのキックサウンドを作ることができます。また、レイヤーモードを切り替えることで、図太いリードサウンドやノイズ等、キック以外にも様々な音色を作ることが可能です。
キックエンジン
キックエンジンには以下の 5 つのメインノブがあり、それぞれに対してエンベロープを設定することができます。
- PUNCH:エンベロープに対応してピッチ変調の量を制御します。
- TABLE:ウェーブテーブルの再生位置を設定します。
- DRIVE:内蔵するアナログサチュレーションの量を設定します。
- BUZZ:バズを追加する量を設定します。
- LEVEL:音量を設定します。
さらにメインノブの下にある 5 つのノブで音色を調整します。
- ピッチ:キックエンジンのピッチを調整します。
- 波形:オシレーターに使用される波形を選択します。
- ドライブ:ドライブフィルターの量を調整します。
- バズ:バズ音のトーンを調整します。
- FM:別のオシレーターを使用してキックエンジンの音色をより複雑な音に変化させます。
レイヤーエンジン
レイヤーエンジンには 12 種類のモードが搭載されており、キックエンジンが生成した音をどのように重ねるのかを選択することができます。
レイヤーエンジンには以下の 3 つのメインノブがあります。
- DETUNE:重ねるサウンドの細かいピッチを調整します。
- FILTER:レイヤーエンジンのフィルター量を調整します。
- LEVEL:レイヤーエンジンの音量を調整します。
エンベロープ
Thump One では、キックエンジン・レイヤーエンジンのメインノブそれぞれに対して、一つずつエンベロープを設定することができます。
マウスで簡単にエンベロープを調整できるのが特徴。ダブルクリックでノードを追加/削除できます。
- ATTACK:エンベロープの最初の 20 % の速度を設定します。
- DECAY:エンベロープの後ろの 80 % の速度を設定します。
プリセット
プロのサウンドデザイナーが制作した 150 種類のプリセットを搭載。サブベースやアシッドリード等、すぐに楽曲に使用可能なサウンドが多く含まれています。
プリセットのランダム生成機能も優秀で、パラメーターすべてをランダム化する他に、現在のプリセットのサウンドを微妙に変化させることもできます。
まとめ
Thump One は、少ないノブで誰でも直感的に音作りが楽しめる使い勝手の良いシンセサイザープラグイン。好みのキックサウンドを作りたい方はぜひ試してみてください。
無料ダウンロードは以下のリンクから!