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【無料】「Triple Cheese」:Cheesy でユニークなサウンドを生み出すフリーシンセサイザー

2006年のKVR Developer Challengeで受賞した、非常にユニークなフリーウェアシンセサイザー「Triple Cheese」をご紹介します。
詳細はこちら:https://u-he.com/products/triplecheese/
Triple Cheese の特徴
従来のオシレーターやウェーブテーブル、FMやフェーズディストーション、アナログモデリングフィルターを使わない、ちょっと変わった、ユニークで豊かなサウンドを生成するシンセサイザーです。
キャッチフレーズは「Luscious and cheesy」。Cheesy という英単語の意味には、「安っぽい」「低品質な」のような意味もあり、楽曲に敢えてLo-Fi でチープな音色を入れたいときにはこのシンセサイザーが適役です!
独特なサウンド生成:3つのコムフィルター

「Triple Cheese」の心臓部にあるのは、従来のシンセシス手法とは一線を画す3つのコムフィルターです。
3つのモジュールは直列に配置され、それぞれが独立して音を生成したり、前のモジュールの出力を加工したりします。これにより、一見「Cheesy」とも評されるレトロなデジタルシンセ風のサウンドから、予想外に豊かで奥深いサウンドスケープまで、幅広い音作りが可能です。
各コムフィルターモジュールには8種類のモード(全体で11モード)が用意されており、音作りの可能性を広げます。
サウンドに彩りを加える内蔵エフェクトとモジュレーション

サウンドにさらなる深みを与えるため、Triple Cheeseにはディレイベースのエフェクトが搭載されています。
コーラス、フランジャー、フェイザー、ディレイ、リバーブといった基本的なエフェクトが揃っており、シンプルな構成ながらも音色に豊かな表情を加えます。

LFOと豊富なモジュレーションソースを駆使すれば、音に動きと暖かさを与え、より表現力豊かなサウンドを作り出すことができます。
豊富なプリセットとその他機能

すぐに素晴らしいサウンドを体験できるよう、254ものファクトリープリセットが搭載されています。これらを活用すれば、Triple Cheeseのユニークなサウンドを瞬時に楽しむことができます。
さらに、スキナブルなUIで見た目をカスタマイズできるほか、最新バージョンv1.3ではOddsound MTS-ESPに対応し、より高度な微分音を使用した音楽表現も可能にしています。
まとめ
「Triple Cheese」は、その独特なサウンド生成方式と表現力で、音楽制作に新たなインスピレーションをもたらしてくれることでしょう。
従来のシンセサイザーに飽きた方、新しい音色を探している方、そして何よりも無料で高品質なシンセサイザーを試してみたい方は、ぜひ一度体験してみてください。
無料ダウンロードは以下のリンクから!