遂にSteinberg社の人気DAWソフト「Cubase」の最新バージョンがリリースされました。
新バージョンの「Cubase 10」には「Pro」、「Artist」、「Elements」の3つのグレードが用意されており、それぞれ新機能を搭載してアップグレードされています。
気になる新機能は?
最新版Cubaseに追加された気になる新機能をいくつかご紹介します。
オーディオアライメント(Pro)
ボーカルトラックやギタートラックなど、多重録音したときにタイミングがずれることってよくありますよね。このオーディオアライメント機能を使えば、一括でパートごとの再生タイミングやタイムストレッチを自動調整することが可能です。
VariAudio 3(Pro)
ボーカルのピッチ調整を行う「VariAudio」もCubase 10では”3“となりバージョンアップ。各ノートのパラメータを隅にあるドットをドラッグすることによって直接操作することが可能になりました。
更にフォルマントシフトのパラメータも追加され、より自然にピッチ修正を行うことができます。
MixConsoleスナップショット(Pro)
新しく追加された「MixConsole スナップショット」を使用すれば、MixConsoleで調整した各パートの音量やパン、イコライザなどのエフェクト設定を保存したり読み込むことが可能になりました。
Groove Agent SE 5(Pro/Artist/Elements)
Cubase 10にはドラム音源の「Groove Agent SE 5」が付属しています。SE 4と比較して、アコースティックドラム音源の「The Kit SE」や、新たにエレクトロニックドラム音源が20種類追加されています。インターフェイスもアップデートされ、操作性も向上しました。
サイドチェーン手順の改良(Pro/Artist)
いままでサイドチェーンを設定するのにトラックごとに細かな設定が必要でしたが、数クリックでサイドチェーンを有効にすることが可能になりました。使用方法はサイドチェーンを適用したいプラグインのメニューからサイドチェーンを有効にし、インプット元のトラックを選択するだけです。
5GBのサウンド&ループ(Pro/Artist/Elements)
6組のプロデューサーが作成した5GBのサウンド&ループを使用可能です。メディアベイから簡単に視聴&読み込みすることができます。
その他の機能
他にもCubase 10の新機能は多く追加されています。詳細はこちらから!
詳細はこちら:https://japan.steinberg.net/jp/news_events/news_list/detail/article/cubase-10-4928.html
Cubase 10 を安価で手に入れる方法
Cubase 10には通常価格より安価で購入できるアカデミック版が用意されています。学生のみ購入可能なため、学生の方はお得なうちにぜひゲットしよう。