discoDSPの人気アナログシンセサイザーVSTプラグイン「OB-Xd」が無料配布されています。
このVSTプラグインはOberheimのアナログ・ポリフォニック・シンセサイザーの名機「OB-X」をエミュレートしたもので、再現度が高い上に実機にない機能も追加されています。
詳細はこちら:https://www.discodsp.com/obxd/
OB-Xdの特徴
OB-XdはOberheimの実機のようなリッチな和音が作れるのが持ち味のプラグイン。さらに実機にはない機能も追加され、より音作りの幅が広がっています。
2基のオシレーター&MIXセクション
OB-Xdには2基のオシレーターが搭載されていて、MIXセクションでそれぞれのオシレーターの音量バランスを調節できます。
さらにMIXセクションにはNOISEノブが用意されていて、ノイズを付与することも可能です。
実機にないフィルター機能を追加
OB-X実機にはローパスフィルターのみ搭載されていましたが、OB-XdではMULTIノブとBPスイッチを使うことによってローパス・ハイパス・ノッチ・バンドパスフィルターが使用可能です。
ローパス(MULTIノブを左に)
高音域をカットし、低音域を通すフィルター。
ハイパス(MULTIノブを右に)
低音域をカットし、高音域を通すフィルター。
ノッチ(MULTIノブを中央に)
指定した周波数をカットし、両端の周波数を通すフィルター。
バンドパス(BPスイッチをオン)
両端の周波数をカットし、指定した周波数を通すフィルター。
BRIGHTノブで明るい音色へ
オシレーターに搭載されたBRIGHTノブを回せば、倍音が変化し明るい音色を作り出すことが可能です。
SPREADノブで分厚い音色へ
SPREADノブを回せばピッチがランダムに変化し、特殊なデチューン効果を得ることが可能です。
音が分厚くなり存在感のあるサウンドを作りたいときには便利です。
まとめ
OB-Xdは無料ながら非常に高品質なアナログ・シンセサイザープラグイン。
いますぐ楽曲に利用できるプリセットも多く用意されているので、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか。