「TAL-BassLine」は、太いベースのために作られたシンセサイザーVSTプラグインです。
ベース専用のシンセサイザーとして制作されたため、非常に極太なベースサウンドを作ることが可能です。
詳細はこちら:https://tal-software.com/products/tal-bassline
TAL-BassLineの特徴
簡単に音作りができるシンプルなインターフェイスで、極太なアナログ感のあるベースサウンドが作れるのが特徴的なシンセサイザーです。
強力なオシレーター
Pulseオシレーター、Sawオシレーター、Subオシレーター、Noiseオシレーターの四種類のオシレーターで構成されています。
Subオシレーターは1オクターブ下、2オクターブ下のPulse、Sawを付与するオシレーターで、これのおかげで低音が強力な野太いベースサウンドを作ることが可能となっています。
TAL-BassLineの使い方
TAL-BassLineで使用するパラメータを解説します。
VCO
Voltage controlled Oscillatorの略で、音を作り出すオシレーターの設定をするモジュールです。
MOD
モジュレーターの強さを設定します。
RANGE
オシレーターのオクターブを設定します。
PULSE WIDTH
パルス波の幅を設定します。LFO、ENVに変更するとパルス幅にモジュレーターやエンベロープを適用することが可能です。
SOURCE MIXER
各オシレーター(PULSE、SAW、SUB、NOISE)の音量を設定します。
VCF
Voltage Controlled Filterの略でフィルターを設定するモジュールです。フィルターは18dBのローパスフィルターです。
FREQ
カットする周波数を設定します。
RES
レゾナンス(カットする周波数の肩の部分)の持ち上げる強さを設定します。
ENV
フィルターにエンベロープを適用する量を設定します。
MOD
フィルターにモジュレーターを適用する量を設定します。
KYBD
入力音の高さによってローパスフィルタのカットする周波数を上下させる量を設定します。
ENV
エンベロープ(アタック、ディケイ、サスティン、リリース)を設定します。
MODULATION
音程を揺らすLFOの設定をします。RATEで揺れる早さ、WAVE FORMで揺れ方を変更することが可能です。
WAVE FORMをS&Hに設定するとランダムに音程を上下に揺らすことも可能です。
MIDI LEARN
MIDIキーボードのフィジカルコントローラー等の入力と各パラメータを同期させることが可能です。
- 左下のMLスイッチをオンにする。
- MIDIキーボードと同期させたいパラメータを動かす。
- MIDIキーボードのフィジカルコントローラーを動かす。
- MLスイッチをオフにする。
上記の手順でフィジカルコントローラーを動かすとパラメータも連動して動くように設定されます。
まとめ
力強いベースサウンドが作れる「TAL-BassLine」。音作りの幅も広く、各パラメータによって様々なベースサウンドを作ることができます。
無料でダウンロードできるので、ぜひ詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。