位相を視覚化する無料の位相メーター「Voxengo Correlometer」

Voxengo が無料で配布しているコリレーションメーター「Voxengo Correlometer」をご紹介します。

詳細はこちら:https://www.voxengo.com/product/correlometer/

目次

Voxengo Correlometer の特徴

元サイトで動画を視聴: YouTube.

Voxengo Correlometer は、無料のステレオマルチバンド位相メーターです。この位相メーターは、 Voxengo の有料プラグイン PHA-979 の位相計測システムを元に制作されています。

位相とは?

音の波形が繰り返される周期のことを位相と呼び、この位相のズレが問題となりミックス時の音質が悪くなる場合があります。

位相が真逆の音同士がぶつかり合う状態になってしまうと、互いに音を打ち消し合ってしまい、ミックス時に音の抜けがなくなったり、楽器本来のパフォーマンスが出なくなってしまいます。

マルチバンドメーター

Voxengo Correlometer は、4~64の調整可能なマルチバンドメーターを搭載しています。周波数ごとの位相のズレを簡単にアナライズし、位相の問題を探すことができます。

Avg Time

検出した位相を平均化する時間をミリ秒単位で指定します。

Bands

信号を分割するスペクトルバンドの数を、4~64の範囲で選択することができます。

B / Width

各バンドの帯域幅を調整します。

ソースの選択

Pri でプライマリーソースSec でセカンダリーソースとして入力元を選択します。それぞれの入力を比較し位相を検出しますが、どちらも同じソースを参照している場合メーターの値はすべて 1.0 となります。

Scale はメーターに表示する範囲を選択できます。

  • Full : -1.0 ~ 1.0
  • Pos : 0.0 ~ 1.0
  • Neg : -1.0 ~ 0.0
  • Null : -0.25 ~ 0.25

まとめ

ミックス時にトラックが埋もれてしまう場合、もしかすると位相が原因かもしれません。そんなときは Voxengo Collerometer で位相をチェックしてみると良いでしょう。

無料ダウンロードは以下のリンクから!

詳細はこちら:https://www.voxengo.com/product/correlometer/

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