3D のピアノモデルを MIDI 入力で動かすことが可能な Unity Asset Store にて販売中のアセット 「3D MIDI PIANO」をご紹介します。
3D MIDI PIANO の特徴
3D MIDI PIANO は、MIDI キーボードで動作する 3D のピアノモデルを搭載した Unity アセットです。
Unity は、ゲームやAR 、VR などの開発に使用されているゲームエンジンで、シーン上にドラッグ&ドロップで簡単にシーンを構築できるため、プログラミングに不慣れな方でもピアノステージ環境を制作することができます。
3D MIDI PIANO の使用方法
まず 3D MIDI PIANO を使用するには、開発環境となる「 Unity(無料) 」が必要となります。こちらは公式サイトのダウンロードページからダウンロード可能です。
バージョンは最新バージョンを選択するのがオススメです。
Unity のメニューバー Window > Package Manager から購入したアセットをインポートできます。
3D MIDI PIANO の他、 Concert Hall – Environment や、Stage Vol 1 などのコンサートホール系アセットもオススメ。無料でダウンロードできるアセットもたくさんあるため、好みのアセットを探してみましょう。
Assets > 3D MIDI PIANO > Prefab にある MyPiano を画面上にドラッグ&ドロップすることで、モデルを配置することができます。
椅子やステージ、観客席などもドラッグ&ドロップで飾付けしましょう。
シーン上の Main Camera を選択するとカメラの位置を調整できます。カメラに映る風景は右下のビューで確認します。
位置や回転などは、インスペクターにある Position 、 Rotation の数値をドラッグ&ドロップすることで微調整可能です。
画面上部の
再生ボタンを押すと制作中のシーンをテストできます。正常に動作するのを確認したら、実行可能ファイルとしてビルドします。
メニューバーの File > Build Settings… から実行可能な .exe ファイルを作成することができます。
Scenes In Build の Add Open Scenes を押して現在のシーンをビルドする対象に指定します。その後 Build を押下して.exe ファイルを作成するフォルダを指定することでビルドが開始します。
これで 3D ピアノの環境が完成。動画撮影や配信等に使用する場合は、作成した .exe ファイルを起動し、OBS などのライブ配信用ソフトでアプリケーションの画面をキャプチャしましょう。
3D MIDI GRAND PIANO も近日登場!
グランドピアノモデルの 3D MIDI GRAND PIANO も現在制作中で、近日中に Unity アセットストアに登場予定となっています。3D MIDI PIANO を所持している場合はグランドピアノ版へセール価格でアップグレード可能なようです。
気になる方はぜひ詳細をチェック!