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【無料】「ZL Equalizer 2」これが本当に無料?最大 24 バンド、8 種類のフィルタータイプを備えたダイナミックイコライザー

ZL Audio によって開発された、非常に多機能で強力なダイナミックイコライザー 「ZL Equalizer 2」 をご紹介します。
詳細はこちら:https://zl-audio.github.io/plugins/zlequalizer2/
ZL Equalizer 2 の特徴
「ZL Equalizer 2」 は、従来のイコライザーの枠を超えた緻密な音の彫刻を可能にするプラグインです。
最大 24 の周波数バンド、8 種類のフィルタータイプ( High Shelf , High Pass , Low SHelf , Low Pass , Notch , Peak , Band Pass , Tilt Shelf )、そして 5 つのステレオモード(Stereo, Left, Right, Mid, Side)を備えており、音源のあらゆる要素を自在にコントロールできます。
音質を決定づける 6 つのフィルター構造
このプラグインの大きな特徴は、用途に合わせて 6 つの異なるフィルター構造 を選択できる点にあります。
- Minimum Phase:デジタル EQ の中で最も一般的で、標準的な音作りを可能にします。
- State Variable:シンセサイザーのフィルターのように、激しい音の変化でも安定して動作します。
- Parallel:フィルターを並列で処理することで、自然で音楽的な響きを保ちます。
- Matched Phase / Mixed Phase:アナログ機材のような独特の質感や位相の特性を再現します。
- Zero Phase:位相のズレを完全に排除するため、音の明瞭さを保ちたいマスタリング作業に最適です。
進化したダイナミックコントロール
特定の音が大きくなったときだけ EQ を作動させる ダイナミック機能 が非常に強力です。
さらに、「Dynamic Learning」 機能を使用すれば、プラグインが音信号を自動で解析し、最適なしきい値(Threshold)を自動設定してくれます。複雑な設定を自分で行わなくても、賢く音を整えてくれる心強い機能です。
直感的なビジュアルと便利な EQ Match
美しく滑らかなアニメーションで描かれるスペクトラムアナライザーにより、音の状態を視覚的に素早く把握できます。
衝突検出機能(Collision Detection) を使えば、ドラムとベースのように異なる楽器同士がぶつかり合っている周波数を簡単に見つけ出し、整理することが可能です。
また、「EQ Match」 機能も搭載されています。これは、お手本となる音源の周波数バランスを解析し、制作中のトラックにその特性をコピーできる機能です。理想とするサウンドのバランスを再現したいときに、大きな助けとなります。
まとめ
「ZL Equalizer 2」 は、最新の技術を詰め込んだ極めて完成度の高いイコライザーです。細かな音の補正から、全体のトーンを整える仕上げの作業まで、幅広いシーンで活躍します。
音作りのクオリティを一段階引き上げたい場合は、ぜひ導入を検討してみてください。